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精油?何それ?な人へ②
さてさて、前回に引き続き精油のことお話しますね。
今日は、精油の性質について。
・芳香性
前回お話ししたように植物は生きていくために様々な香りを放出します。
華やかだったり、さわやかだったり、土のような香りだったりね…。
アロマテラピーはまさにこの「香り」のチカラを借りるんですよ。
・揮発性
以前、芳香浴についてお話ししましたよね。香りを空気中に拡散させるっていうやつ。
詳しくはコチラ👇
https://naturalring.jp/%e3%82%a2%e3%83%ad%e3%83%9e%e3%83%86%e3%83%a9%e3%83%94%e3%83%bc%ef%bc%9f%e4%bd%95%e3%81%9d%e3%82%8c%ef%bc%9f%e3%81%aa%e4%ba%ba%e3%81%b8%e2%91%a1/
例えば、ティッシュやアロマストーンに精油を垂らすと、ふわぁ~っと香りがしますよね。
コレ、精油の香り成分が液体から気体になって空間に広がるからなんですよ。
この性質が揮発性。なので、精油ビンのキャップを開けたままにしてると、
どんどん揮発しちゃうから速やかにフタをしめましょうね♪
やっぱ、もったいないしね笑
・親油性・脂溶性
油に溶けやすく、水に溶けにくいってこと。
水に精油を垂らすと表面に浮かんで膜が出来るのよ。
コレ、実は結構重要なポイントになるので、絶対覚えておいてね!!!
はい、これテストに出ます笑
詳しくは後日精油を安全に使うために大事なこととして、ちゃんとまとめますね♪
・引火性
揮発した成分が空気と混ざり、他から火や熱が移ると燃え出すことです。
なので、火のそばで精油を使わないように注意してくださいね。
つい先日、AEAJから👇のような注意喚起もありました。
https://www.aromakankyo.or.jp/aeaj-news/detail/2287
精油のついたティッシュやムエットはポイっとする前に水に濡らしてから捨てましょ!

これがムエット。先端に精油を付けて香りを確かめます。
・油脂ではない
実は「精油」って呼ぶのに油じゃないんですよ。紛らわしい笑
脂肪酸とグリセリンで構成されている油脂(食用として使われている植物油とかね)
とは構造が違うので油ではない。と。
…難しい話になるので省略しますが、頭の片隅においといてください笑
・成分変化する
精油って実はデリケートなんですよ。空気や温度・湿度あとは紫外線によって成分が
どんどん化学変化を起こしていくんですよ。もちろん香りも変化します。
なので、一般的には開封後は1年(柑橘系は半年)以内に使い切りましょ!
直射日光や高温多湿の場所じゃなく冷暗所に保管することもお忘れなく!
…なんだか、駆け足でブワァーーーーとお話ししましたが笑、伝わりましたでしょうか?
次回は、精油はどこから採れる?なんて話をしようかな?←行き当たりばったりでごめん
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!